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売電なしの完全自家消費なら手続き不要?太陽光発電の申請要否と逆潮流対策

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電気代の削減のみを目的として、「作った電気を自社で使い切る(完全自家消費)なら、国や電力会社への面倒な申請は不要で、勝手に設置しても良いのではないか?」とお考えの法人様は少なくありません。

結論から申し上げますと、売電を一切行わない場合でも、電力会社への「系統連系申請」は必須です。
無断で電力網へ接続することはできず、適切な手続きと安全対策が求められます。

売電をしない完全自家消費でも電力会社への「系統連系申請」は必須です

売電を目的としなくても、電力会社の送配電網(系統)と接続する以上、「系統連系申請」
法律および各電力会社のルールで義務付けられています。

なぜなら、自社の発電設備が電力会社の送配電網(電線)と物理的に繋がっている限り、万が一の設備トラブルが地域の停電を引き起こすなど、電力網全体に影響を与えるリスクがあるためです。

例えば東京電力パワーグリッドなどの大手電力会社では、設備容量が低圧(50kW未満)か高圧・特別高圧(50kW以上)かによって手続きの窓口や技術要件が明確に分けられています。

無断で接続することは規約違反となり、重大なペナルティを科される可能性があります。

一方で、FIT(固定価格買取制度)を利用するための「事業計画認定」は不要ですが、出力10kW以上の設備については、完全自家消費であっても電気事業法に基づく「事業計画の届出」が経済産業省に対して必要となります。

逆潮流を防ぐ!RPR(逆電力保護継電器)と最新の低コスト対策

自社で使いきれなかった電気が電力会社の電線に流れ込む「逆潮流」を防ぐため、
RPRの設置や、最新の蓄電池・高機能パワコンによる制御対策が必要です。

完全自家消費型太陽光発電を運用するうえで、必ず対策しなければならないのが「逆潮流」です。
逆潮流とは、発電した電力が自社の消費量を上回り、余った電気が電力会社の送配電網へ流れ出てしまう現象を指します。

売電契約を結んでいない状態で逆潮流が発生すると、電力網の電圧バランスが崩れ、周囲の施設に悪影響
及ぼす危険があります。

これを防ぐための安全装置が「RPR(逆電力保護継電器)」です。
RPRは逆潮流を検知した瞬間に、太陽光発電システムを電力網から切り離す(発電を停止する)役割を持ちます。

しかし、RPRが頻繁に作動して発電が止まってしまうと、本来得られるはずの電気代削減効果が大きく薄れてしまいます。

逆潮流を回避しつつ、発電ロスを最小限に抑える「最新の低コスト対策」の筆頭は、
高精度な負荷追従制御(スマート制御)機能を持つパワーコンディショナの単体活用です。

蓄電池を追加せずに、施設の電力負荷に合わせてリアルタイムで出力を絞ることで、RPRの作動(停電リスク)を防ぎつつ、安定した自家消費を実現します。

さらに、再エネ利用率を極限まで高めたい場合には、蓄電池の連携が有効です。

2026年春に登場した京セラの「Enerezza Plus Ⅱ」のような公共・産業用仕様(高圧対応モデル)は、
小規模な事業所やクリニック、避難所指定の施設に適しています。

一方で、大規模な工場や倉庫においては、同社の「公共・産業用マルチ蓄電プラットフォーム」や、
50kWh超の大容量・高出力な産業用蓄電システムを導入するのが一般的です。

自社の電力需要(デマンド)の規模に応じた、最適な機器選定が投資回収の鍵となります。

これにより、逆潮流を物理的に防ぎつつ、再エネの利用効率を最大化することができます。

売電なし自家消費型太陽光発電のメリット・デメリット

最大のメリットは大幅な電気代削減と複雑な売電手続きの回避です。
デメリットは初期費用の発生と、発電量が天候に左右される点です。

業務用の自家消費型太陽光発電には、以下のようなメリットとデメリットが存在します。

メリット

  • 電気代と再エネ賦課金の大幅な削減:自社で発電した電気を使う分、電力会社から購入する
    電力量が減り、それに比例して再エネ賦課金も削減できます。
  • 面倒な売電手続きが不要:FIT認定のような国への申請や、定期的な報告義務といった複雑な事務作業を回避できます。
  • 企業の環境価値向上:脱炭素経営(カーボンニュートラル対策)の推進として、取引先や社会へのアピールに繋がります。

デメリット

  • 初期費用がかかる:パネルやパワコン、設置工事などにまとまった投資が必要です。
  • 天候による発電量の変動:雨天や夜間は発電できないため、電力会社からの買電と組み合わせる
    必要があります。
  • 系統連系申請の手間は残る:前述の通り、電力会社との協議や申請は避けて通れません。

失敗事例と成功事例

一般的な失敗事例として、「工場の休日の電力消費量を計算せずに大容量のパネルを設置し、
RPRが頻繁に作動して全く発電できなかった」というケースがあります。

一方、成功事例としては、「自社の電力消費パターン(デマンド)を正確に分析し、適切な容量のシステムと蓄電池を組み合わせた結果、電気代を劇的に削減しつつ、災害時の非常用電源としても活用できている」という
ケースが多く見られます。

導入費用の価格差とシミュレーションの重要性

設備規模(低圧・高圧)や設置条件により導入費用は大きく変動します。
自社に最適なシステムを構築するには、事前の精緻なシミュレーションが不可欠です。

業務用太陽光発電の導入費用は、設備の規模によって価格差が生じます。
一般的な傾向として、設備容量が50kW未満の「低圧」システムと、50kW以上の「高圧」システムでは、
必要な保護装置やキュービクル(高圧受電設備)の改修有無により、kWあたりの単価が変動します。

また、屋根の材質や形状、配線の長さといった設置条件によっても工事費用は変わります。

「自社の屋根にはどれくらいのパネルが載るのか?」「初期費用は何年で回収できるのか?」といった
疑問を解消するためには、事前の発電量・経済効果シミュレーションが欠かせません。

bizソーラーエコでは、法人様ごとの電力使用状況に合わせた高精度なシミュレーションを
無料で実施しております。

太陽光発電導入サービス比較:自社に合う業者の選び方

業者選びでは、機器の品質だけでなく、面倒な「系統連系申請」の代行や、
導入後のサポート体制が整っているかを比較することが重要です💡

太陽光発電の設置業者は多数存在しますが、法人向けの自家消費システムを成功させるためには、
以下のポイントで比較検討を行うことをおすすめします。

比較ポイント一般的な販売店・メーカー系bizソーラーエコ
手続きのサポート標準的な申請代行は行うが、高圧連系などの複雑な技術交渉や、系統混雑時の電力会社との調整に時間がかかるケースがある。豊富な実績に基づき、面倒な「系統連系申請」から難易度の高い高圧協議・技術調整までワンストップで完全代行。スピード感のある着工を実現。
機器の選定自社メーカーの製品や、特定の提携メーカーの製品に限定されることが多い。複数メーカーから、お客様の予算と屋根の状況に最適な機器を中立的な立場でご提案。
逆潮流対策標準的なRPRの設置のみの提案になりがち。最新の負荷追従制御技術や蓄電池連携など、発電ロスを防ぐ最適なシステムを設計。

まとめ:面倒な申請手続きや現地調査はbizソーラーエコにお任せください

売電なしでも必須となる系統連系申請や、専門的な逆潮流対策は、プロフェッショナルである当社に
すべてお任せください。

「売電をしないなら勝手に設置していい」という認識は誤りであり、安全にシステムを運用するためには、電力会社への系統連系申請と確実な逆潮流対策が不可欠です。

しかし、複雑な専門用語や電力会社との協議に、法人様が貴重な業務時間を割く必要はありません。

bizソーラーエコでは、面倒な申請手続きの代行から、最新の機器を用いた最適なシステム設計、
そして安全な設置工事までをトータルでサポートいたします。

まずは、お客様の施設にどれくらいのメリットがあるのか、実際の屋根の状況を確認させてください。

参考リンク

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